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照れくさくて御行と顔を合わせられなくなったかぐやが、恥ずかしさを克服するために奮闘する
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」71話のネタバレレビューをします。
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病院に運ばれて以来、御行のことを避けてしまうかぐや
自分が生徒会室に行くと、かぐやがすぐ帰ってしまうことを気にする御行。
思い返すと、病院の回(69話)以来のことのようです。
御行としては困惑ですよね。病院の一件からは本当に何もしてませんので。
気になる子から、一方的に避けられるようになってしまった…という状態。これは辛い。
かぐやさんサイドにそんな大した理由がないからこそ可哀相になりますね…!
要は照れ隠しの、いわゆる「好き避け」というやつらしいです。
そうなった原因としては体育倉庫での一件のようで、そうすると体育倉庫での出来事は直接的な進展こそなかったものの、意識的には確実に影響を与えているようですね。
かぐやには倒れて病院に運ばれるほどの影響がありますし、御行にしても少なからず意識しているのは、この後の言動からも明らかですので。
あの回は、読んだ直後は「もう一歩進んでくれてもよかったな」と思ったものでしたが、ここまで波及があるのであれば、あれはあれでよかったのかな、という感じです。
かぐや、愛ちゃんのアドバイスにより対抗手段を習得
かぐやの相談相手は例によって愛ちゃんです。
毎回いろんな方向からのアプローチを考えてくれる(的確かどうかは微妙なところがありますが)愛ちゃんですが、今回も即座にアイデアをもたらしてくれます。
ルーティーンとは、一定の決まった行動を行うことにより、精神状態をリセットすることですね。これを習得することにより、御行の前で心が乱れたときでも平静を保てるハズ!という目論見です。
本来は天才のかぐやは数日でこれを習得してしまいます。さすがですわ。
ルーティーンは習慣とは似て非なるものらしいのですが、習得に必要な期間は本来、同じようなものだと思われます。それをたった数日で習得してしまうのですから、さすがとしか言いようがないですよ。御行がいないところではほんとにただの天才です。
上のコマだとわかりにくいのですが、かぐやがルーティーンを使った場合、精神状態がリセットされるせいか、かぐや(氷)のような表情になります。この表情も基本御行の前では出ないので、今回久しぶりの登場ですね。
数日振りにちゃんと会話する2人だったが…
ルーティーン習得の翌日、「今日は逃げない」と決意を新たにして御行と相対するかぐや。
感情をコントロールする方法を覚え、御行とは今まで通りに接せられるはずでした。
計算外だったのは、御行が今までになく積極的だったこと。
かぐやがルーティーンを習得している間ずっとモヤモヤしてたんだろうなと思うと、御行には同情を禁じえません(涙
手を掴むのは、嫌われている相手にやったら社会的に死ぬ行為だと思いますが、かぐやくらい好かれている相手ならセーフでしょう。
御行はホント、計算とか関係ないときはオラオラ系ですよねえ…。そこがいいんですけど。
一方のかぐやにとっては、近づかれたり手を掴まれたりはかなり危険な行為。また病院送りになりかねません。こういうときのためにルーティーンを習得したのですが
御行が無意識にかぐやの必殺技を阻止してしまいます。
テンパリゲージをリセットする手段を失い、ゲージが最大値を振り切ったかぐやの暴走によって、御行は投げ飛ばされて気絶…というところまでが今回のお話です。
総評:ツインテかぐやの破壊力がやばい
見どころという点では、とにかくこの一コマでしょう。
かんわいいいいぃぃ!!
ルーティーンを習得している最中の何気ないコマなんですけど、初公開のツインテールの破壊力がやばい。学校の外で御行と会う時、サプライズでこの髪型で行ったら即効で告ってくれるのでは…?
メインのお話のかぐやもアホカワですばらなんですけど、今回はとにかくツインテールがやばすぎでした。
一方、ストーリーに目を向けると、今回のラストでも御行とかぐやの和解(?)はできなかったわけで、かぐやと御行の関係はますますこじれてしまいそうですね…。
ここ数話の展開を見ていると、来週いきなり今まで通りという感じではなさそうなので。
次回予告からすると、ギクシャクしたまま体育祭直前になってしまい、そこでトラブルが…といった展開になるのでしょうか?
トラブルになったとしても、それを2人で乗り越えて、さらにいい関係に…となってくれると信じておりますので、それを見守っていきたいと思います。