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早坂とかぐやが意地の張り合い。なぜか早坂が御行にアプローチすることに
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」48話のネタバレレビューをします。
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石上回、藤原回ときて、ついに！早坂回来ましたね！
今回は、多分ニーズ的には石上よりあると思われるのに、なかなかスポットライトが当たってくれない早坂回ですよ！
売り言葉に買い言葉…。親しき仲にも喧嘩あり
導入としては、早坂がかぐやをボロクソにけなすという、やり取りとしてはいつものやり取りでの始まり方。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
「早坂だったら会長を落とせるって言うの？」
「まあ 恐らく」
このやりとり自体、親しさの表れなのは間違いないんですけどね。早坂以外でかぐやがこんなやりとりをするとは思えないので。
ただ、今回はお互いに触れてはいけない領域に触れてしまったようです。
かぐやも、早坂が会長を落としたら誰よりも困ると、自分でもわかっているはずなんですけどね。まあ、毎日一つ屋根の下で暮らしている二人なんですから、普段はさすがに言わないんでしょう。今回はたまたま言ってしまったというだけで。人間、そういうこともありますよね。
というか早坂が会長を好きになるだけでもとんでもないド修羅場になりますがな。想像すると、それはそれで楽しいんですけど、「かぐや様は告らせたい」っぽくはないんですよね。三角関係ネタは次回作に期待しましょう。
ところで、画像をスキャンしてから気が付きましたが、カチンときているかぐやの顔芸が可愛いですね！今までにない感じの崩れ方です。これもある意味、早坂への親しさの表れなんでしょうか…？
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
その後も売り言葉に買い言葉の連続で、最終的には「早坂が一日で会長を落とせるかどうか」の勝負になってしまいます。
早坂もカチンと来ているため、話に乗ってしまうんですよねえ…。
しかし一日って…！かぐや様、売り言葉でハードル上げすぎですよ！
ハーサカ再びの登場
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
なにこれ…めちゃカワじゃん…美少女じゃん…
少年漫画だったらメインヒロインクラス、悪くてもライバルポジくらいには入れる（確信）
「かぐや様は告らせたい」って、作品通して、こういう女子のあざと可愛いキメ顔の作画がハンパないですよね（褒め言葉）
これはガチで御行のことを落としに来てますわ…。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
かぐやはその様子を横目で監視してます。変装のためか、やたらモッサリした感じ（特に帽子が）です。この後数時間、立ちっぱなしで監視してますからねえ…。こっちはこっちで大した執念ですわ。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
ハーサカは御行を落とすべく、あの手この手で御行のオトコゴコロをくすぐりにいきます。
かぐやはそれを見てあわあわ。お可愛いことです。
かぐやと御行が上手くいったら、エピローグで1コマでいいんで、二人が仲良く勉強している場面が見たいですね。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
もちろんハーサカは架空の人物なので、話すことは基本的に全て嘘、なのですが、善良な御行は全て信じてしまうんですよねえ…。御行いいやつや…。
それどころか、こんな美少女といきなりお近づきになったにもかかわらず、うろたえたりとかまったくないですからね。落ち着き方がすごい。本当に童貞か疑わしいレベルですよ。
締めは早坂の告白
御行を一日で落とす計画ですからね。付き合うという結果を得なければなりません。
自分からガンガン行くのが早坂らしいです。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
と言っても、ここでうまく行ってしまうと、お話の根本が崩れてしまいますからね。
さすがに御行が、主人公の面目を躍如してくれました。
早坂の最後の表情の意味は？
早坂はほんといい子だと思うんですけど、常に黒子のような立ち回りばかりで、1話につき数コマ出てくれば良い方という出番の少なさ。
藤原書記のように定期的にスポットライトが当たることもなく、本当に不憫な立ち位置だったのですが、今週は久しぶりの大活躍でしたね。（メインは多分、29話以来？）
ところで気になるのが、最後のページでの早坂の表情の意味。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい48話より
最初に読んだときは「せめて一ヶ月あれば違った」という部分から、早坂も御行のことをそれなりに憎からず思っていて、袖にされたのがそれなりに悔しかったのかな、と思いました。
ここで言う「憎からず」は、はっきりとした「好き」ではなく、「まあアリっちゃアリかな」くらいのニュアンスです。
ただ、3巻29話後の早坂の人物紹介にはメイドモードやギャルモードは「フラットな彼女」ではないという部分もあります。「フラットな彼女」は（かぐや曰く）「臆病者で泣き虫」とも。
そうすると、この半泣きの早坂は、作中で初めて見せた「フラットな彼女」と考えるのが一番しっくりくるかな、と。
いつもは鉄のペルソナを被っていても、今回はさすがに素が出てしまったのかな、などと想像してしまいます。
あ～、なんかそう考えると、早坂めっちゃ可愛いですね！かぐやは最後なんかちょっと優しくなってますが、御行の返事に安心したおかげで心に余裕ができただけですよ！
まあそうはいいつつも、今回はかぐやと早坂の間の親しさみたいなものがすごく感じられる、とてもいい回でした。本当、早坂視点の回がもう少しあってもいいのでは、と思います。
では、また来週…は休載らしいですね…。再来週ですね…。
