ジェットコースターストーリー!!『推しの子』1巻を考察レビュー

作・赤坂アカ×横槍メンゴ推しの子1巻より
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「赤坂アカ×横槍メンゴ」!!人気作家2人のコラボ作品はまさかの「アイドル×転生」モノ

どうも、いなかです。

この記事では、作・赤坂アカ×横槍メンゴのヤングジャンプコミックス「推しの子」の考察+レビューをします。

考察する関係上ネタばれもありますので、未読の方はお気を付けください。

いやあ、それにしてもまさかの連載開始でした…!

横槍メンゴ先生が原作付きで作品を出すのは、ヤンジャンではすでに「君は淫らな僕の女王」という先例がありますが、すでに人気作品の週刊連載を行っている赤坂アカ先生が原作を担当されるとは!!

しかもアニメも2期の放映が決定というところで…。

集英社としてはまあ、旬の人に思いきり活躍してもらおうということなんでしょうが…。負荷は半端ないですよね…。

で、いざ読んでみるとめちゃくちゃ面白いから凄い。

ブログとしてそれはどうなんだというところですが、もう凄いという言葉しか出てきませんよね。

しかも、テーマは転生モノ。

「かぐや様」読んでるとつくづく思いますけど、赤坂先生って基本的に時事ネタは積極的に入れてくるタイプの方ですし、さすがに今から「かぐや様」に転生ネタを盛り込むのも不可能でしょう。(夢オチでやれなくもないかもですが…)

なもんで新しい作品がスタートするにあたって、転生が流行ってるうちに1回やっとくか!の精神ということなんでしょうか。推測ですが、「かぐや様」でできないことをやろうというのはあったんじゃないかと思いますね。

転生といっても「異世界」ではないし「無双」でもない。でも展開は読めない。

超緻密漫画の「かぐや様は告らせたい」の作者だから、やっぱりシリアスなギャグメインのお話なのかなーとなんとなく思っていた(イメージ的には赤坂版プリマックスみたいなやつが来ると思っていました)ので、最初に読んだときは驚きの連続でした。

そもそも「かぐや様」という、いわゆるギャグ漫画の作者が原作やる作品で、あんなに人が死ぬと思わないじゃないですか。

転生っていっても、主人公の死に方って基本は事故死(主にトラック)で、転生してからはなんだかんだ平和って感じでしょう?

主人公がアイドルのストーカーに刺殺、その後もアイが同じストーカーに殺されたのちにストーカー自身も自死という…。決して人が死んでばかりというわけではないのですが、物語上での転換点がことごとく主要人物の死という。

それ以外の場面はむしろ「かぐや様」のノリなだけに、非常に落差を感じましたね。

といっても物語のプロローグとして、大切な人の死があったというだけで、さすがに2巻以降はそれほど人死にはでないのではないかと思いますが…。

いやでも社長の嫁さんあたり、終盤に…という気もしないでもないですね…。

うん、結局先は読めないですね!!

双子の父親は誰?

図らずも浦沢直樹の「MONSTER」感ある見出しになってしましました。全然つながりないですけどね(笑)

まあこのお話の肝の部分は結局ここですよね。

大抵この手のお話は、序盤から黒幕が顔を出したりしているのですが…「推しの子」の1巻には黒幕が出てきていないのではないでしょうか。

というのも、改めて読んでみると登場人物がものすごく少ないんですよ。

子どもの髪色的に、明るい色のキャラクターと思われるのですが、ぎりぎり候補になりそうなのが五反田監督しかいません。でもさすがに監督はないかなあ、と。

アイにほとんど興味なさそうな雰囲気でしたからね…。むしろアクア!!って感じじゃないですか。

作・赤坂アカ×横槍メンゴ推しの子1巻より

インタビューのシーンからも、ずっとアクアと仲良くやってそうな雰囲気。

でも監督じゃないとすると、もうほんとに人がいない。

そうすると、あえてのテンプレ外しで序盤には登場させていないのではないかと。双子が芸能界で活躍していくうちに、どこかで出会っていく…とかそんな感じになるんじゃないですかね。

かなちゃんかわいいよかなちゃん

2巻以降のヒロインになる確率大なのが有馬かなちゃん。

天才役者との触れ込みですが、適度に弱い部分を見せてくれるのでとても親しみやすいです。

作・赤坂アカ×横槍メンゴ推しの子1巻より

おかわわわわわ

「あーくんにおこられる」という台詞もあるのですが、アクアのことだとするとワタクシのようなラブコメ好きにはもうワクワクが止まりませぬ!!

どんどん活躍して!!!

めちゃくちゃキレのあるいい作品なので、短い巻数ですぱっとまとめて欲しい

長く続くようだととさすがに作者の健康が心配なので!

1巻発売のためにPVまで作られたようなので、集英社からは強く推されてますね。将来のメディアミックスもほぼ確実でしょう。

さくっと終わらせて、映画 or 1クールアニメというところでしょうか。

作者2人の代表作「かぐや様」「クズの本懐」も立派にアニメ化してるし。

いやしかし原作のついた横槍メンゴ先生の作品はほんとに素晴らしいですね!

「君は淫らな僕の女王」も好きなのですが、本作も大好きになりそうです!!

書くネタがたまり次第、またレビューを上げたいとおもいます!!!

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