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石上の過去になにがあったのか。真実が明らかに
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」78話のネタバレレビューをします。
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かぐや様史上初の、全く救いの無い回となった
今回は長い間謎となっていた、石上の最大のトラウマであり、一時期の不登校の原因にもなったストーカー事件の真実が明らかになりました。
ただ、明らかになったところで終了してしまったため、色んな意味でオチがつかなかったんですね。過去の辛い事件を見せられたところで終わってしまいました。ストーリー的な救いは現時点では無く、今回だけで見ればかなりの鬱回だと思います。
ただ、石上が悪いことをしていなかったのがわかったのはよかったです。
もちろん信じてはいたのですが、改めてホッとしました。
しかし荻野は、中学生でアレとは将来有望なゲス野郎ですね。まあ、舞台が金持ちの集まるエリート校の割に、今までああいうタイプが出てこなかったのがむしろ作者の優しさなのかもしれませんが。
石上が手を上げてくれた時はむしろスカッとしたものでしたが、やっぱり悪手だったんでしょうね。もしくは荻野の方が一枚上手だったか。少なくとも、周囲の理解は得られませんでした。
事情を理解している読者の視点としては、殴りかかれるという行動を起こせるだけ大したものだと本気で思いますけどね。石上、この頃からちゃんと行動できるやつだったんですね。ファンとしてはめっちゃ嬉しいポイントですよ。
生徒会選挙で、ミコにやたらムキになっていた理由がわかった気がします。
今週は事件の部分で終わってしまいましたが、来週は御行が生徒会に勧誘するくだりまでやるんですかね?
さすがにこれ以上、鬱展開が続くのは辛いので、そろそろスッキリさせていただきたいところです。次回でなんとかオチを付けてもらいたいものですが、どうなんでしょうか。
石上のお話をスッキリさせた後に、エピローグ的なやつをダラダラやってもらう分にはまったく構わないのですが。むしろウェルカムなんですが。
カギは団体対抗リレーなのか、さらにその後にあるのか
団長が怪我をしてしまったせいで、石上が団体対抗リレーのアンカーを走ることになってしまいます。
石上は団長直々の指名。
団長は、初登場の時はただのウェイマンでしたが、さすがにここまでくると単純にとてつもなく気の良いマッチョでしょう。副団長は単純に気の良いお姉さん。
いやよかった。石上の味方になってくれそうでほんとによかった。
さすがにこのあたりからも辛い仕打ちをうけたら、いくら石上でもしんどいですよ(もう十分しんどくなっていますが)
彼らには、『生徒会の外にも味方はいるんだよ』ということをアピールしてほしいです!
表情の消えたかぐやと御行が象徴的だった
応援団のメンバーはずっと表情がなかったのですが、今回はとうとうかぐやと御行まで表情を失ってしまいました。
副団長は結局モブキャラの立ち位置だから表情が無いのかな?と応援団回の最初は思っていたのですが、まさか石上の心象風景のイメージだったとは。
逆に言えば、今の石上はかぐやと御行にも心を許していない状態ということになります。
こんな状態でリレーを走って、好成績を収めるのは難しい…と思うのですが、わたくし、ここはピンチはチャンス的なアレと見ています。
良く考えてみてください。生徒会のリレーは誰が走るんでしょうか?
先週の時点では石上はむしろ生徒会チームのアンカーだと思っていたんですよ。でも走らなくなったわけで。
そうすると、御行、かぐや、千花、ミコの四人に確定となりますよね?
少なくともそのうちの誰かはアンカーとして石上に付き合ってくれるわけで。
さすがにここはミコ来るでしょ!?石ミコでしょ!?
腑抜けた石上をバトンが回ってくるまでにミコが叱咤する…そんな優しい世界があってもいいなじゃないですかね。これほどの鬱回の後ですし。
というわけで、次回は今までの溜めを生かした、至高の石ミコ回が来ると予想します!!
てか早く来週来て!心が辛い!