久しぶりに気楽に読めるギャグ回。久しぶりだからゲームとかやっちゃったりする
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」81話のネタバレレビューをします。
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何回でもシコシコしてよくて、でも最低一回はシコってしなきゃいけなくて、限界に達した人が負けっていうゲーム大会が唐突に開催される
いや、もうこの導入が懐かしいと言うか、何と言うか。
『最初の一コマがめっちゃ唐突なんだけど、大体その回で何やるかわかる』というのが今までのお約束パターンの一つだったんですけど、体育祭編が続いたおかげで、その黄金パターンからもしばらく遠ざかってましたからね…。
ちなみに作中でやっている風船を割ったら負けというゲーム、名前を簡単に調べてみたんですけどわかりませんでした…。いわゆる『風船割りゲーム』だとまったく内容が逆で、風船を早く割った方、もしくはたくさん割った方が勝ちとなります。
風船を割った方が負けは案外マイナーなようです。使う風船も、小さいものですね。
作中では体育祭で使用した風船を拾って再利用していますが、これがまた異常なほど膨らみます。高さで言ったら2.5mくらいまで膨らんだんじゃないですか?
高校生がよってたかって及び腰になるのもうなずけるサイズですよ。
そして多分、千花ちゃん1巡目でここまで攻めてます…!
(だからみんながビビリながら1シコずつ回してくのは2巡目)
大胆というか、膨らませ方に躊躇いがなさすぎて、ゲームやる前に、1人で練習してた疑惑があります(笑)
風船なんて、1mも行ったらもういつ割れるかわからんって感じじゃないですか。どの辺で割れるか、大体知ってるような攻め方なんですよね。壁にくっつくくらいまでは余裕で行ける、みたいな。
汚い!千花ちゃんやり方が汚い!でも好き!
千花ちゃんが1コマ目でアホな提案してくれたおかげで、この回が生まれたようなもんですし。最高の女神ですわ。
総評:なんでもないようなことが幸せだった
本当に今回の感想としては、この見出しに尽きますわ。なんでもないようなことが幸せ。
今回は『かぐや様』の十八番ともいえる、シリアスなギャグ回。
前回みたいな、ある程度の回使って『石上が精神的に一歩成長、途中で暗い展開もあったけど最後は大団円でみんな笑顔』というのももちろんいいんですけど、やっぱり『かぐや様』の真骨頂としては『こっち』かなと。
ビビリながら1シコずつやってく皆がコケティッシュで可愛いですしね。大したことのないゲームにムキになることの素晴らしさですよ。
あと、生徒会メンバー5人がこんなに万遍なく活躍したのは初めてなんじゃないですか?
体育祭編の反動か、若干女性陣の出番多めでしたけど、皆にちゃんと出番があって、それがちゃんとお互いに噛み合ってて。その中にミコもちゃんと入っているというグッドバランス回でした。
可愛い…!ミコちゃん真面目可愛い…!
ゲス揃いの生徒会の中で、バカまじめキャラという名の貧乏くじ要員として立派に機能しています。煽ってる側も「次期生徒会長」とか「それが強さ」とかミコに刺さりそうな言葉のチョイスがまた小憎らしいんですよね~。
今回はオチも秀逸です。みかんをむいたとき、千花ちゃんも風船のすぐ隣にいたんで、リモネンのことを知らなければいきなり風船が割れたように感じたはずなんですけど、どうなんですかね。
ラストは『白銀&かぐやの敗北』となっていましたが、一回割れるのを体験していた千花ちゃんはそれほどびっくりはしなかったのでは…などとと考えてしまいますね。
飛んでいくみかんの汁を、絶望しながら見つめる2人が印象的でした。
さすがにつばめちゃんは出てきませんでしたね~。まあ急には無理でも、またどっかで出てきてくれれば…と思ってしまいますね。それくらい可愛い。
今回は合併号のため、来週はお休み。その次は久しぶりに恋愛頭脳戦らしいんですけど、どうなるんですかね…!?多分初期からのファンも、もう恋愛頭脳戦にはこだわらなくなっていると思うんですが(爆)
でもやってくれるなら楽しみです!!