『かぐや様は告らせたい』47話、すごろく回をレビュー

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より
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放課後さいころ倶楽部のノリ!オリジナルの人生ゲームを生徒会メンバーでプレイ

どうも、いなかです。

この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」47話のネタバレレビューをします。

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タイトルが「かぐや様は結婚したい」だったので、ストーリー上ものすごく重要な回かと思ったのですが、結婚したいというのは単に人生ゲームの中での話でしたね…。

今回は藤原書記メインのお話でした。

テーブルゲーム部オリジナル人生ゲームを藤原書記が持ってくる

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より

相変わらず、最初の1コマ目でどういう話か大体読者に伝えてくれるテンポのよさがいいですね!

今回はテーブルゲーム部が作成したオリジナルのすごろくを、生徒会のメンバーでプレイする…というお話。

並べたカードをすごろくのマスにするというのが、いかにも海外製のボードゲームらしさを醸し出しているんですよね。そうすることにより、しまうときのスペースを削減できると共に、毎回ゲーム展開が変わるのも面白そう。

ただ、まだ作られてからのテストプレイはあまりされていなさそうで、そのあたり「放課後さいころ倶楽部」のオリジナルゲーム作成回に通じるものがあります。

序盤は普通のすごろくだったが、結婚イベントから不穏な空気に

人生ゲームの割に「即死」のイベントがあり、石上会計がわずか3マスでリタイヤしたり、といった市販のゲームではありえない展開などもありましたが、それ以外はそれなりに形になっていたようです。

ただ和気藹々とプレイできていたのも、「子供ゾーン」「大人ゾーン」「老後ゾーン」のうちの「子供ゾーン」までの話。

(そう考えると、石上会計の踏んだ「交通事故イベント」は子供が不慮の事故で亡くなるということなんでしょうね…。ある意味リアルと言えなくもないですね…クソゲーなのは間違いないですが)

「大人ゾーン」に入ってくると、「就職」「結婚」「出産」といった人生の重要なイベントに差掛ってきます。

真っ先に「結婚」イベントに止まるのは御行です。

ゲーム内とはいえ、かぐやなどはドギマギしてしまうのですが…御行と結婚するのは藤原書記

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より

えへへっ 私 会長と結婚しちゃいました~

あざとい!このあざと可愛い笑顔!

無意識にガンガンにかぐやのことを煽ってきます。

更に、結婚の次には出産と続いていきます。

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より

あざといドヤ顔ですねえ~。可愛いですね~。

しかも「この歳でママになっちゃいました~~っ」というパワーワード付きですよ。

最近思うんですけど、最終的にかぐやと御行がうまいこと行ったとして、それを生徒会メンバーに報告したときには、藤原書記は「いや、両想いなのバレバレでしたよ?」などと言いそうだと思っているんですよ。

つまり、すべてを理解しながらのこの発言の可能性もあるな…と思うわけです。

まあ、仮にそうだとしても、かぐやに嫌な思いをさせようというわけではなく、二人にちょっとプレッシャーをかけてみた、とかそういうことだと思いますけど。もしかしたら、「ちょっと意地悪してみた」というような気持ちもあるのかもしれませんが…。

でもかぐやに向けたこのドヤ顔を見ていると、どうしてもそんな気がしてくるんですよね。

会長の結婚に、かぐや様はゲームと現実の区別がつかないくらい錯乱する

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より

ゲームの中の出来事と頭ではわかりつつ、この反応です。

恋愛テクニック回で、御行にわざと嫌いと言われた時もそうですが、言葉や出来事をその通りに受け取ってしまう素直さがかぐやにはありますよね。そこも魅力の一つなんですけど。

「他のプレイヤーは、結婚したプレイヤー二人に5万円を渡す」と言われたときもそう。

作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい47話より

まさかのリアルマネー。

どんだけ錯乱してんの!?という。カツアゲされてるかのような反応ですよ。

しかも普段買い物なんかしないくせに、現金持ちすぎでしょ…。

結局ゲームとしてはかぐやの勝利(一番お金を稼いだ)だったのですが、ゲーム内のイベント的にはあまりかぐやが楽しめるものはなく、「いい人生」というわけではなかった…という感じに終わりました。

書記メインということで、久しぶりに完全な息抜き回となった

今までが怒涛のシリアス回ラッシュで、そうでない回もかぐやがとんでもなく可愛かったりして、なかなかニヤニヤが止まるヒマがなかったんですが。

今回はニヤニヤというより、どちらかというとクスッと笑ってしまうような、息抜きの回でしたね。藤原書記のあざとい可愛さが爆発していて、そっちのファンには逆にニヤニヤが止まらなかったかもしれません(笑)

しかし作中のオリジナルのすごろくのクオリティが、いかにもそれらしくて、その辺はほんとにさすがだな、と。

作中でまったく説明はありませんでしたが、「石」「白」「ち」「か」と書かれた、生徒会用のコマがすでに用意されていたのは何かの布石なんですかね?普通はデザイン共通で色だけが違うコマなどを使うと思うのですが。

石上会計のコマは3マス分しか使われていないはずなので、どこかでもう一度使ってあげてほしいですね!(玩具会社の息子というのも、今回明らかになった設定?)⇒3巻で明記済との指摘がありました。

では、また来週レビューします。

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コメント

  1. 無しさん より:

    石上会計の玩具会社の息子という設定は3巻ですでに明言されてる設定です