体育祭の締め!結局なんだかんだみんなハッピー!
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」80話のネタバレレビューをします。
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今回は節目となる第80話だったんですが、いや~いい回でした!
ここ何週か、シリアス目の重たい回続きでしたが、それら全部がこの回のためってもんですよ。ネガティブな雰囲気を全部吹き飛ばす勢いを感じましたねえ。
リレーでは、石上の赤組は惜しくも惜敗するが
結果あっさり書いちゃうんですけど、赤組は負けてしまいます。
ただね、作中でも色々フォローされてますけど、アンカーの石上にバトンが渡った時点で結構な差がついていて、赤組はかなり不利だったんですよ。
絵からの推測ですが、白組のリードは少なくとも5m、多分6~7mくらいはあったんじゃないでしょうか。体育祭のリレーなんて1人が走る距離はせいぜい100mくらいでしょうから、もう圧倒的大差ですよね。
石上はそれを数10センチのところまで追い上げたんですよ!
結果こそ白組勝利でしたが、本当にいい走りでした。激走でした。
そりゃあミコも応援しますよ…!
尊い…!喧嘩ップルが尊い…!
今回は石ミコ回というほどではなかったにしても、いつもよりもかなり喧嘩ップル成分多めで最の高でした。多分4コマくらいあった。
結局どうなるんですかね、この二人は。今回のシリーズでも、特に進展はなかったわけなんですけど。
そして、リレーの後は、応援団の皆が総出で石上の健闘を讃えてくれます。
途中から特に隠してもいなかったんですけど、この人たちガチでみんないい人でした(笑)
最初は石上が応援団であることにドン引きしてた小野寺さんも結構慰めてくれます。いい人!
あとはなんと言っても副団長のつばめちゃんですね。もうまじで可愛い。
今回、石上が応援団の皆さんに心を開いたことによって、ようやくつばめちゃんの表情が明らかになったわけですけど、これが可愛いのなんの。
表情がないときは、どうしても若干の胡散臭さがぬぐえなかった感じ(この感覚が、石上が心を開いていないということの表現だとしたら、本当に秀逸な演出だったと思います)なんですけど、本当のお顔はグンのバツに可愛いです。
もう体育祭シリーズでしか登場しないとしたら、惜し過ぎるレベル。ぜひ柏木さんに次ぐ準レギュラーとして、これからも登場していただきたいと思います。
できることなら、生徒会入りして白銀ハーレムの一角に食い込んでいただきたいとさえ思いますよ。いや、登場してくれるなら石上ハーレムでもいいですけど。
ところでテーブルゲーム部がタイムを大きくロスしたという会話もあったんですけど、何やったんですかね…?前回分を見直してみたんですけどよくわかりませんでした。
秀知院まじでいい人しかいない説
リレーのくだりで石上が色々吹っ切れたその後は、体育祭のエピローグに入ります。
今までの展開で、読者視点では嫌な印象しか持てなかった大友京子の素の面が見えたり、京子が転校になった本当の理由、荻野もまた秀知院を去っていることなどが明らかになります。
ここら辺のくだりでは、かぐやも狂言回し的な役割を買ってくれるのですが、しばらく出番が少なかったせいか、かぐやらしい言い回しが色々さく裂します。
かぐや節っていってもアホの方ではなく、腹黒路線の方なんですけど、なんだかその辺に『いつもの調子』を感じてしまって安心するのも確かなんですよね。
シリアス路線も悪くはないんですけど、わたくしとしては、そういうのはたまにでいいかな、という感じです。
んで、京子も素は結構アホカワな感じなんですよ。諸悪の根源である荻野はすでに転校、一年も結局は石上を誤解してるだけとすると、やっぱ秀知院って基本いい人の集団ですわ(確信
まあかぐや様はそれでいいと思うんですよね。『登場人物基本いい人』って感じでいいんですよ。最近のヤンジャンって、新連載も基本グールの亜種みたいな感じのやつ多いし、「とりあえずお話は暗くしとけ」みたいな風潮あるんで、その辺だけ心配ですわ…。
体育祭最後の締めは、最終種目の選抜リレー。
完全に応援団の一員となって盛り上がる石上かわいい
コレ、石上もう完全に生まれ変わったでしょ。次の生徒会長選挙は石上VSミコまで見えましたわ…!そして石上会長の爆誕…!
予告によると来週はお休み、その次は日常回に戻るらしいんですけど、どうなんですかね…。その時点で元の陰キャに戻ってるルートも結構はっきり見えるんですが。
総評としては、今回は本当にいい石上回でした。心より堪能させていただきました。
とりあえず次回もつばめちゃん…つばめちゃんを出してクレメンス…!!