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選挙とかまったく関係のない、ただのイチャイチャ回
どうも、いなかです。
この記事では、作・赤坂アカのヤングジャンプコミックス「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」52話のネタバレレビューをします。
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生徒会の解散から、前回の応援演説まで、メインのストーリーが進んでる感がものすごく強い展開だったんで、しばらくこのノリで行くのかなーとばかり思っていたんです。
いきなりまったく関係のない回が来ましたね。
『かぐや様は選ばせたい』の伏線を回収。選択科目のスタート
少し前に、選択科目の授業で何を選ぶかという回（かぐやがめっちゃくちゃ可愛い回）がありましたね。
２人が散々（無駄な）駆け引きを行ってなんとか同じ『美術』を選択するという回です。
今回はその美術の授業の回。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい52話より
生徒会という接点がなくなってから、こういう話を持ってくるのが、やり方が上手いという感じですよねえ…。さすがは赤坂アカ大先生ですわ。
選択科目の回で、「前期」「後期」で選択科目を選ぶという説明がありましたので、前回か今回かはわかりませんが、作中では10月に突入したのでしょう。
ということは、夏服もそろそろ見納めですね。御行は律儀に短期間でも夏服にしているのが、元とはいえ、さすが生徒会長という感じ。
藤原先生の大活躍回と見せかけて…
「美術の授業」なんて言われたら、もはや定番となりつつある、ポンコツ御行を藤原先生が特訓するという回かと思うじゃないですか。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい52話より
冒頭から、割とそんな雰囲気をガンガンに出してるんですよ！「特訓なんてしませんからね！」とか、完全に単なる前振りだと思いましたからね。
でも違いました。
美術の授業のテーマは「出席番号の近いもの同士で似顔絵を描く」というもの。もちろん、御行とかぐやはペアです！まあ、「しろがね」と「しのみや」だからね！ペアになっても仕方ないね！
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい52話より
御行は芸術家気質を発揮し、天体観測回と同じテンションになります。そのテンションで自分の絵にダメ出し…を兼ねて、柏木さんにこれでもかというくらいにバカップルぶりをアピール…。
そう！今回はおのろけ回！
夏休み明けの時のお返しとばかりに、柏木さんに御行がハイテンションでかぐやの美しさをウンザリするほど語りまくる回です。いやあ、御行さん今日も神っちゃってるなー。
一方、かぐやの絵は…
お互いの似顔絵を描くわけですから、御行がかぐやを描いている間、かぐやは御行の似顔絵を描いているわけです。
作・赤坂アカ かぐや様は告らせたい52話より
徹頭徹尾ずっとこんな感じですよ…！
御行は柏木さんを相手にのろけまくるんですけど、かぐやは読者を相手にのろけまくりますからね。さすがのスケールのでかさですわ。
今回のかぐやは最初から最後まで、ぶれることなくかぐや（アホ）でしたね。おかげ様で、アホカワ分をたっぷり補充できましたよ、ええ。
今週も石上の出番は無かった
千佳ちゃんは今週も当然のように出ていました…。
「キミ選択科目を美術にするなんて一言も言ってなかったよね？」と思って『かぐや様は選ばせたい』を読み返したら、2ページ目の時点ですでに
「またかぐやさんと同じのが良いですー！」
と言ってフラグを立てていました…。なんてズルい女…。
まあ、石上出せなんて思っているのは少数派だという自覚はわたくしにもありますよ。というか、わたくし自身最初の方は「石上とかいう陰キャに尺とってんじゃねーよもっと千花ちゃんとか圭ちゃん出せや」くらいにしか思ってなかったんですよ。
ただね、御行が気兼ねなく話せる相手なんて、作中では石上くらいしか出てきていないんですよ。クラスメイトなんて千花ちゃんくらいとしか会話してませんよ。
そう考えると、メンズ同士の楽な感じの掛け合いも、無いと寂しいもんだなと。
来週…は無いんでしたね、今回が合併号だから。次回あたり、なんとか出してもらえませんかねえ…。生徒会が解散してバイバイじゃ寂しすぎますよ…。
ではまた次回、レビューします。
