1冊まるごと葉山戦!食戟のソーマ22巻レビュー

原作・附田 祐斗、作画・佐伯俊 食戟のソーマ22巻より
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葉山との再戦。創真は選抜決勝の借りを返せるのか

どうも、いなかです。

原作・附田 祐斗、作画・佐伯俊「食戟のソーマ」22巻について、感想をまとめます。ネタバレについては、あらすじレベルで…という感じです(21巻までのネタバレはありです)

21巻までのレビューはこちらから

面白さのピークはまだこれから!食戟のソーマ!(21巻発売時点)
アニメで一つの山場までやりきったが、ソーマの原作はまた次の山場を迎えつつある アニメが2期まで終わり、原作もちょっと暗いエピソードが続いた...

3人の審査員は全員が新キャラ

序盤は対決のための準備で熊肉に苦戦するシーンや、葉山が十傑入りした経緯などが描かれています。中盤からが試験の場面。一応書いておきますが、創真は負けると退学です。まあ、遠月はもともとはなんかミスったらすぐ退学な上、創真も無駄に退学を賭けた戦いばかりしていますので今さらですが。

審査員は3人すべて新キャラ。

原作・附田 祐斗、作画・佐伯俊 食戟のソーマ22巻より

原作・附田 祐斗、作画・佐伯俊 食戟のソーマ22巻より

アリスの父・薙切宗衛と、彼が創設した研究施設に所属する天才少女・ベルタとシーラ。特に薙切宗衛氏は遠月の前総帥の実子で、逆に結構あっさり出てきたなという印象。

堂島シェフくらいはちょいちょい出てきてくれるのでしょうか?ベルタ・シーラも可愛くて、これきりにしてしまうには余りにももったいないです。

創真の母、えりなの母がストーリーのキーになるのが示唆?

原作・附田 祐斗、作画・佐伯俊 食戟のソーマ22巻より

薙切家の家系図がちらっと出てくるんですが、あと登場していないのが前総帥の奥さんと、えりなの母(前総帥の実子)なのがはっきりわかります。えりなの母は作品のキーになりそう。創真の母も未登場ですしねえ。

物語が煮詰まってきたタイミングでのこのコマは、それを示唆しているように思えてなりませんよ。

良くも悪くも、この一戦は非常に丁寧に描かれた

選抜では決勝で敗れた葉山に対して、創真はどう戦うのか…というところが見どころになっています。作中で創真もぼやいてますが、葉山との勝負になったときは香りが重要なポイントになるテーマになるんですよね。いわば相手の土俵なわけです。自分の土俵で戦う強者相手にどういうアプローチを仕掛ければいいのか。今回はソーマにしては珍しく、準備段階がしっかりと描かれています(準備シーン、いつもは比較的あっさりな印象です)。21巻の最後の方から始まった山狩りなんかが割とボリューミーに描かれています。

ただ、丁寧さは一歩間違えると冗長となってしまう危険性をはらんでいます。

このあたりのさじ加減は非常に難しいし、好みの部分も大きいのですが、22巻でも葉山戦が終わっていないのは、さすがに少しやりすぎたかなーという感想です。大勢は決しますので、あまりモヤモヤはしないです。そこはご安心を。

審査員にいい新キャラ出してくれたり、内容が薄いわけではないとも思うんですけど。

最初から最後までずっと久我が出ているので、間違いなく久我ファンには強くおすすめできます。いわずもがな葉山ファンはとりあえず読んどけというレベル。

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