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八一があいと天衣に挟まれる修羅場回が微笑ましくて、ニヤニヤが止まらない
どうも、いなかです。
この記事では、ヤングガンガンコミックスの「りゅうおうのおしごと!」4巻についてネタバレありのレビューをしていきます。
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さて、3巻ではやっと天衣が登場、八一があいとしのぎを削り合うライバルとさせるために、天衣のレッスンプロになることを決める…というところまで。原作では2巻の内容となります。
今回はその天衣と、八一とのレッスンが中心。3巻では顔見せ程度だった天衣の出番が大幅に増えて、デレもちょっとだけある、というツンデレ好きにはたまらない展開となっております。
修羅場回のためか特に顔芸が多い(可愛い)
まあ、天衣とのレッスンのことを、あいにまるっと隠していたのが全て悪いのですが、バレたときの八一はこんな感じになります。
小四にしてヤンデレのあいにビビッて、「他の女の子にレッスンする」と言い出せなかったツケがこれですよ…。後ろめたい部分があったから言えなかった、とあいに思われてもフォローしようがないですね。
最初から正直に言っても怒られたと思いますが、隠していた結果、あいにものすごく怒られることになりました。
キャラの魅せ方へのこだわり
演出面を、カズキさんか、こげたおこげさんのどちらがやっているかはわかりませんが、本当にキャラクターの魅せ方にはこだわりを感じますね。
上のあいのコマとか特にそうなんですが、わざわざ振り向きざまの微妙な俯瞰気味にして、あいのヤンデレ気質をガンガン前に出してきています。
逆に、背景にはあまり力を入れない方針のようです。さすがにこのコマは極端ですけど、基本的にどのコマも背景は比較的あっさり目。
そうすることにより、キャラクターの方を強調させる目論見と思われます。描きこまれた背景もそれはそれで作品の魅力になりますが、相対的にキャラクターは埋もれてしまいますから。徹底的にキャラを強調していく路線のようです。
コミックス1巻のあとがきで原作者が書いていた「将棋は絵が似たような感じになってしまうので、あまり漫画向きではない。もし将棋で勝負するなら、いかにキャラに引き込むかが勝負」というコメントを徹底しているということでしょうね。
さすがにこの巻は天衣が可愛い
原作2巻は天衣登場回だけあって、それを再現しているこのあたりのエピソードの天衣はさすがの可愛さ。わたくしは銀子原理主義者ですが、さすがに認めざるを得ません。天衣かわいいよ天衣。
ツンとデレのバランスが絶妙なんですよ。あと、絵になったことにより、天衣独特の「クソ生意気なのにどこか苦しそう」な雰囲気がうまいこと表現されています。
わたくしの大好きな銀子も、常にどこか悩ましげというか、苦しげな表情をしているんですが…多分某竜王のせいなんでしょうね。
修羅場の際にはノリノリであいに対抗してくれます。しかし八一もモテますねえ。
天衣さまの貴重なデレですわ!噛み締めないとあかん!
巻末のおまけ漫画も今回は天衣メインという、まさに天衣づくしの巻でした。そこでも貴重なデレが見られますけど、これがまたかんわゆいんですわ…。
銀子は和服姿が漫画化
この巻でも和服でキメた銀子がちゃんと登場するので、銀子ファンにも見どころはありましてよ!タイトル戦で何度か和服になっているはずなのに、原作のイラストには一度もなってないという、銀子ファン必見のやつです。もちろん可愛い。
あと、八一がスイーツのことを銀子に電話で聞くシーンでは、部屋着の銀子も登場。イラスト化のときにも基本ずっと制服なので、それ以外の格好はほんとに貴重なんですよ。
巻末の作者書き下ろしのインタビューも、今回も銀子分が多め。一応銀子ファンには配慮されてる感じです(笑)
次の巻ではあいVS天衣はやるようです。その先はどこまでやるのかな?
発売次第またレビュー予定です。